レセプトオンライン化っていったい何?
まずはレセプトオンライン化といわれていますが、「いったい何?」というところから始めてみましょう。
とっても簡単に言えば、「レセプト電算のデータを、回線を使って送ってしまうこと」という、とっても簡単な一言にまとめることができます。
レセプトの電算化 = フロッピーディスクやMO,CD-ROMで提出する形態ですね。レセプト電算まではお使いのレセプトコンピュータ(医療事務コンピュータ)のメーカや販売店に相談し、実現しましょう。これさえできていればあとはオンラインで送るための回線の準備だけです。
さてこのとき、回線というのは、
- ISDN回線
- フレッツ回線(フレッツADSL、Bフレッツなど)
- インターネット回線(セキュリティーのためIPSec+IKEの仕組みが必要)
などが挙げられます。
今回は、「自分でもできた!」という簡単な接続方法を目指すため、「フレッツ回線」を使ったレセプトオンライン請求を中心に紹介してゆきたいと思います。
まず、現在のインターネット接続回線を確認してみましょう。
例えば、「インターネットに接続しています!」と言っても、接続回線はADSLあり、光ファイバーあり、CATVあり云々。じゃあ、いったいどうやって接続して良いのか、この段階でみなさん戸惑ってしまいます。
幸か不幸か、日本のインターネット接続環境は、かなりNTTの独壇場だったりするので、かなり多くの方が「フレッツ」という仕組みを使っているのです。プロバイダはどこと契約していてもかまいません。
プロバイダとは → Niftyやビッグローブ、OCNなどなどインターネットの接続サービスを提供してくれる業者
実は、NTTのフレッツは「接続回線」であって、インターネットそのものではないのですよ。。。あ〜わかりずらい。
幸運にも、フレッツを使っている方は「すぐに設定可能ですよ」と安心してください。それも、ほとんど「追加投資なしで」
NTTフレッツ光(東日本)のお申し込みはこちら
回線が「フレッツ」なら、追加投資はほとんど必要ありません。
以前は、「オンライン請求用のパソコンが必須」という印象がありましたが、、現在は「利用者の責任において使用可能」という表現になっています。
つまり、フレッツを使っていて、パソコンを持っているのであれば機材を新たに購入する必要はないということです。
「利用者の責任において。。。」の根拠となる資料はこちら
とはいえ、インターネット接続に使用しているパソコンで、個人情報の詰まったレセプト請求の情報を扱うことにはかなりの抵抗がありますね。やはり、利用者の責任を果たす上でも「オンライン請求専用のパソコン」をインターネット用と別に用意しておくほうが良いでしょう。
では「どんなパソコンが良いの?」。。。
はっきり言って、オンライン請求のパソコンはブラウザさえちゃんと動けば良いレベルの、とっても安いパソコンで事足りてしまいます。ですから、お勧めは今はやりの「ネットブック」と呼ばれるパソコン。値段は3万円程度から購入できます。
このパソコンに、レセコン(レセプトコンピュータですね)から吐き出されるレセ電(レセプト電算ですね)のデータを読めるよう、場合によってはフロッピーディスクやCDが読めるようにUSB接続の機器(これも5千円もあれば買えます)を接続します。
たったこれだけで、機材は揃いました。
まずは、接続初級編です。先ほども申し上げたとおり「フレッツ」を使っていることを前提としています。
フレッツ回線にはADSLと光ファイバー(Bフレッツなど)がありますが、いずれの場合も接続方法は同様です。
図を見ておわかりのとおり、「インターネットに接続する方法」と全く同様です。
ONUやADSLモデムからLANケーブルをパソコンに接続し、このパソコンからはいわゆる「IP−VPN」による接続設定を行います。
ちょっとだけこの「IP−VPN」の接続設定はくせものですが、インターネットに一度でも接続設定したことがある方なら絶対にできます!支払基金から送られてくる「オンライン請求システム操作手順書」を読めば大丈夫です!
(上のリンクページの「【初期設定】編 <医療機関・薬局用>(PDF:7.8MB)」 をクリックしましょう)
あまりに簡単でがっかりするはずです。

| インターネットの回線なのにオンライン請求に接続できるわけ |
インターネットの回線を使っているのに、インターネットに接続していない???とっても良く分からないという方は多いと思います。
フレッツを使った接続の場合、直接私たちが使っているのは、実は「フレッツ網」と呼ばれる回線で、線をつなげただけではインターネットにはつながらないのです。
おそらく、フレッツの契約をされている方は、Niftyやビッグローブ、OCN、ASAHIネット、WAKWAKなど「プロバイダ」と呼ばれる会社との契約もされているでしょう。これらは、インターネットにつなぐ情報の出入り口を用意してくれている会社です。
余談ですが、「閉域IP網」って用語がつかわれることがありますが、フレッツ網とほぼ同じ意味です。NTTという閉じた世界のIP網ってわけですね。オンライン請求の資料を見ると「閉域IP網を使ったIP-VPN接続」なんて言うから難しくって、もっと簡単に言ってくれれば誰でもとっつきやすくなるのですが。。。。
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わかりやすさのためにあえて言うと
フレッツ → 電話回線
プロバイダ → インターネットの情報への接続先
という感じでしょうか。
では、オンライン請求をする場合はどうするか?というと、「プロバイダの代わりにオンライン請求の接続先につなぐ」というだけの違いなんです。
つまり、フレッツ網を電話回線と考えれば、「違う電話番号にかければよいだけ」ということなんです。
お分かりいただけましたか?

この関係を図で示すと上のようになります。フレッツ網という電話回線を使って、プロバイダに電話をかけたり、あるいはオンライン請求の接続先に電話をかけたりすればよいのです。また、便利なことに、フレッツ網で同時に使える回線の数(セッション数といいますが)は最低でも2回線分ありますので、複数のパソコンをお持ちであれば、「一方ではインターネットを使いつつ、また一方ではオンライン請求を行う」なんてこともできます。
次の項では、もっともっとフレッツ回線を有効に使った例を紹介しましょう。
| レセプトオンライン接続 インターネットとオンライン請求を同時につなぐ |
レセプトオンライン接続の基本形では、レセプトオンラインに使用するパソコンを使っていると、インターネットに接続できない不便さがありました。
もともと、複数のパソコンを使って、インターネット接続をしている方にとっては「不便この上ない」接続の仕方ですね。もっとフレッツ回線を有効に使って、インターネットとオンライン請求を同時にできる方法を紹介しましょう。
こちらはかなり、実態に近い接続方法ではないでしょうか。
新たに購入するのは、スイッチングHUBくらいでしょうか。回線終端装置のすぐ後ろにスイッチングHUBを接続し、オンライン請求の通信と、インターネットの通信を分岐させてしまうイメージです。
接続に使うHUBはこちらから購入できます。

この図では、オンライン請求を行った場合、最低でもセッションを2つ使用します。「オンライン請求の接続」と「インターネットの接続」をそれぞれ1つのセッションと数えます。セッションって何?と複雑に考えず、回線の接続先の数くらいに思っていてください。
通常、フレッツでは「2セッション」が同時使用可能ですので、オンライン請求に接続しながら、インターネットをインターネットに接続することもできる、というわけです。
ところで、フレッツの世界にはもう一つの接続先「フレッツスクエア」なるものがあります。もし、インターネット接続パソコン(実際にはルータがインターネットに接続されている)がフレッツスクエアにアクセスしてしまうと、もう一つセッションが必要になりますので、こうなると2セッションでは足りなくなります。
フレッツスクエアへの接続が必要かどうかでセッションを追加するかどうか決まります。
以上のとおり、フレッツでの接続が一番手っ取り早いことが分かりました。NTTフレッツ光(東日本)のお申し込みはこちら
からどうぞ。
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