オンライン資格確認の導入支援・申込み期限が迫りどうしたら良いやら
導入支援等の申込期限が掲載されています
オンライン資格確認の導入支援サービス提供業者とシステムベンダーの「申込期限」が掲載されています。
この情報を見ますと、既に9/30、10/31で申し込み期限を設定しているシステムベンダーが多数あることがわかります。
システムベンダーの支援を得られなければどうすれば良いのだろう
今までも何度か記事で紹介してきましたが、オンライン資格確認の導入では「回線」の課題、「セットアップの課題」があり、用意に自力で構築するのは難しいように感じます。極論としては、必ずしも既存のレセコンなどとの連携を考えなければNTTが提供している「スタートパック」さえ導入してしまえば最低限の条件を満たします。
オンライン資格確認端末の仕様は標準化されているので、万が一オンライン資格確認端末だけの導入であっても将来的にはレセコンとの接続は可能と思いますが、そこでどうしても課題になるのがネットワーク構築が後回しになってしまったことによる余計な作業が必要になるだろうということです。オンライン資格確認端末導入時にレセコンとの連携を図っていれば、当然その時点で連携のためのネットワークへの考慮(各々のIPアドレスの確認、ルータ機器の設定、共有フォルダへのアクセス確認など)が行われます。連携が後日となれば、例えばオンライン資格確認端末とレセコンの導入業者が異なる場合、この連携部分の調整はどちらの業者が主体になって行うのか、費用はどうするのかなど不明確な要素が多発します。将来にわたっても「連携はしない」ということならば悩まずに済みますが、電子処方箋を導入する予定があるなど、どうしても連携するのであれば、できることなら初めから連携を考慮した導入をおすすめしたいところです。
そんな利用者の利便を考慮せずに決められた「余裕のない補助金の期限」にイライラがつのります。現状は「物がない」、「作業者が足りない」、「時間がない」の無い無い尽くしです。